捨て試合などない。

2022年06月08日

プロの気骨、いい言葉だなあ…

 さて、天皇杯2回戦。相手は桐蔭横浜大。

 大学生とは言いながら特別指定や内定をもらっている選手もいる。いわばプロ予備軍。
 ナメてかかるどころか全力で臨まないとあっさりやられてもおかしくない。

 報道でもターンオーバーで普段試合に出られない選手中心となる模様。
 不安は数多くあれど、彼らにとってはやっと“与えられる”機会が巡ってきたと言える。

 プロは試合に出てナンボ。そういう意味ではプロとは言えない選手がいるかもしれない。
 ただし“プロになる”ことと“プロでいる(あり続ける)”ことは全くの別次元。

 どれだけ普段の生活で節制をしても練習で頑張っていても、試合に出ないことにはその努力はわからないし伝わってこない。キザな言い方になるが、今日の試合は多くの選手にとってプロとしての存在証明を示す場であり、「次」を掴み取るための場であり、たとえコンサで生き残ることができなくてもプロ選手として生き残るための場である。

 正確な文面は忘れたが、
「素人がプロを上回ることはある。ただ悲しいかな素人はそれを維持することができない。
 素人よりずっと高い線を引いてそれを維持することができる、それがプロなんだよ」
 というのがある。

 天皇杯で思い起こされるのは桐耶かな。試合中に小野伸二からおもいっきりダメ出しを食らっていたというのを耳にしたことがある。桐耶も相当苦しんだだろうし、努力の甲斐あってやっと周囲から認めてもらえるようになってきた。その意味ではやっと一人前になった、本当の意味でプロになったと言えるのかもしれない。

 とはいえ、天皇杯は殊更に「プロって何?」というのがクローズアップされる。

 大学サッカーも今は環境面がかなり整ってきているから、その時間の濃密さにはさほど差はないのかもしれない。ルーキーイヤーならまだしも、プロ=プロ契約を結んだ選手、のままでは困るわけで今までの積み重ねの答え合わせが“赤点”ってワケにゃいくまい。

 プロの世界に捨て試合などない。

 ミシャやサポだけではなくコンサ以外の人たちも見ているし、その人たちからも“評価”される。
 勝つことにひたすら集中してほしい。吉報を待つ!


この記事に対するコメント一覧

コメントする