待ちガイルの桜。

2020年12月05日

>まだアウェイの2試合があるんだよな…。いつもはホーム最終戦=オーラスだから何だか違和感。

赤:しかしまあ、何というか相手の術中にハマった試合でしたねぇ。
黒:ハッキリ言やいいだろ!塩試合でした、今日はダメな福森の日でした!って。
赤:ぶっちゃけすぎですよ!まあ、3点目は天を仰ぎたくなるようなやられっぷりでしたが…。
黒:殴り合い徹底拒否!って相手にはホント弱いな。
赤:また身もフタもないことを。ロティーナセレッソはそれで勝ってきているんですから。
黒:あれで今年いっぱいって桜の考えることはようわからん。そんなに殴り倒して勝ちたいかねぇ?
赤:ウチらがそれ言っちゃダメでしょ…。
黒:自分たちのペースに持っていきたいってのはわからなくもないが、
  あれじゃ待ちガイルに闇雲に飛び込んでは撃ち落とされるの繰り返しだぞ?
赤:また、えらい角度から来ましたねぇ。
黒:待ちガイルへの対応を間違える…。
赤:早野乙。じゃ、どうすればいいんです?
黒:攻めない。
赤:それじゃ点取れないでしょ!
黒:つーか、ミス待ちの相手に不可欠なのは我慢だ。
赤:それって珍しくないんじゃ?
黒:均衡が破れるまではお互いに手応えはあったと思うぜ?高い位置に押し込んだミシャと
  WBに持たせるまでは許容しても最後の壁は崩させないロティーナとで。
赤:一見押し込んでいても実はそれでイーブンだったということですか…。
黒:ああいう相手に殴り倒して勝つのは厳しい。
  プリズマンをいくら素手で殴っても拳が潰れるだけだ。
赤:おっさんにしかわからん喩えをブッコまないでくださいよ。
  暖簾に腕押しでいいじゃないですか!
黒:そうとも言うな。
赤:はげおさんが言うところの“ブロック崩し”ですね。
  でも、それって川崎くらいにパスワークが精密じゃないと…。
黒:ただ、ジェイのヘッドにつながるサイドチェンジはそのきっかけにはなっている。
赤:それが選手交代で順足WBの状態からのクロスでってのが皮肉ですけどね。
  ジェイを活かすならクロスの精度ってことで初めから順足WBでもよかったんじゃ?
黒:そのあたりは左ルーカス右金子の“逆足WB”でカットインのメリットを採ったんだろうな。
  菅がまだ途中出場の段階で福森の守備が怪しいことも考えると金子の左WBは正直怖い。
赤:失点につながったから言うわけじゃありませんが福森ってホントにピーキーな選手ですねぇ。
黒:そして今年のミシャ式は左WBがPAの左角を取るというのが顕著だ。
赤:そういや、ルヴァン杯ファイナルでの菅の先制ゴールも左の角にいましたね。
黒:ルーカスの利き足は右だ。広島戦でも惜しいシュートを撃てている。
  菅が仙台戦で右足に持ち替えてゴールってのもあったから約束事ではあるんだろう。
赤:ただ、持ち替える分ひと手間かかる、と。
黒:あと、前半すぐのルーカスのヘッドの時に思ったのが駒井がいい動きしてたな、と。
赤:何かと叩かれやすい駒井ですが良かったですか?
黒:地上波だと7分くらいかな、
  ルーカスがボール持っているときに駒井が左サイドの裏に流れたんだよな。
  あれがミシャ式の肝なんじゃないかと思えたんだよ。
赤:すいません、わかりません…。
黒:あれはルーカスと駒井のレーンチェンジだけど、大まかに言うと交差の動きだな。
  去年の湘南戦のなぜそこに進藤のヘッドがそうなんだが、
  武蔵が#8の大野を引っ張って空いたスペースに福森ピンポイントクロス&進藤の飛び込み。
  あれは狙ってやっている。いわゆるデザインされたプレーだな。
赤:なるほど…。じゃあ、セレッソ戦はなぜスペースが空かなかったんでしょう?
黒:最初からセットしていて人が動いてくれないから。だからさらに工夫が必要になってくる。
  つーか、なぜポイチは代表であれくらいの動きを仕込めんのだ?
赤:どこぞのレ○ザ動画じゃないんですから…。
  でも、交差の動きは人が動いてズレやスペースを作るためには重要みたいですね。
黒:ただ、シビレたのは2点目の清武だ。
赤:裏へ抜けるのもですが、トラップでほぼ勝負アリな感じでしたね。
黒:それだけか?
赤:他に何か?
黒:甘いっ!あれは裏のスペースへの抜け出しだけじゃない、
  マンマークの守備の心理的な裏をかいているのがポイントが高い。
赤:地上波の解説では「あまりバランスを崩すと…」とか
  「耐える時は耐えながら…」とか言ってましたね。
黒:あの時は完全にボールサイドに視線が向いていて、
  誰一人としてポッカリ空いたスペースを意識できてない。
  誰が誰を見るということに意識が向きすぎていて駿汰が気づいたときには…。
赤:もう菅野と1vs1だった、と。
  そういやご主人様、人とスペースは裏表の関係って言ってましたね。
黒:人についたらスペースが空く、スペース埋めたら人につき切れない。
  ピンチを凌いで一息ついて、さて…ってところに心理的にも裏を取られたから
  いろんな意味で“つうこんのいちげき”だったな。
赤:極端に人につけばスペースが空くリスクはあるんですが、
  あまりにもあっさりスペースを与えてしまったって感じですね…。
黒:相手が待ちガイルだとただでさえ攻撃に重きを置くミシャ式では分が悪いってのはある。
赤:型を崩してでも攻撃!みたいなところありますからねぇ。
黒:せめて福森のスクリューが決まれば…。
赤:え、コンサってザンギなんですか!?
黒:札幌の大地を赤黒の血で染めてやろうか!?
赤:それじゃこっちがボコられてるでしょ!
黒:まああれだ、待ちガイルには牽制技などで辛抱強く隙を探す、癖を見つける。
  柔道で言うところの組み手争いから戦いが始まってるくらいにじっくり構えた方がいい。
赤:もともとセレッソは堅い試合運びですし、
  バスケならロースコアゲームでも焦らないってところですかねぇ。
黒:…リードしてるのはウチじゃないよ。
赤:だから誰がわかるんだ、それ!
黒:今日は「お前の動きは見切った。オレにかなう相手ではなかった!」って試合だな。
赤:本日はこれにて終了でーす!


 最近では負け試合の後は敢えてブログは更新しないようにしてるのだが、今日は例外的に戦術厨的な視点たっぷり目で直球勝負してみた。ロティーナセレッソは将棋だと居飛車穴熊みたいなもんで、まあ堅い。といっても、穴熊はと金で1枚1枚剥がしていくのが遠回りに見えて実は一番確実とか何かしら攻略の糸口はあるわけで、ブロック敷かれると一本調子というか馬鹿正直というか攻撃が真っ直ぐすぎかなあなんて思ったりもする。そのあたりは当然考えているんだろうけど…。

 ともあれ、まだ2試合ある。積み重ねていこう。


post by フラッ太

22:25

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