タイムコントロール。

2020年11月07日

>タイタンズでブログ検索かけたら梅の目標クリアしてた…

 既に多くのコンササポが読んでいると思うが、アジアンベコムさんの川崎戦レビューでは後半勝負で2トップを入れる交代のタイミングもズバリ的中といった非常に読み応えがありながら的確かつ分かりやすいものだった。つーか、あんなレベルの高いレビュー見せられたらもう赤黒スズメでネタ書けないじゃん(泣)。

 殴り合う時間はなるべく短くしたい→かといって受ける守備(引いてブロック作る)では川崎の思うツボ→前線からマンマークで厳しくチェックする→狩ったら素早く縦にかつジェジエウのいる中央は避けてなるべくサイドに

 かなりざっくりしてるけどレビューを読む限りではミシャのプランはこんな感じだったのかな、と。ゼロトップでスタートしてFW2枚を温存したところからも後半勝負のイメージはあったが、なるほどボールが行ったり来たりする時間帯は短くしたい思惑があったのか、と。ひたすらインファイトでくっついてボディブローとか幕之内一歩やな…。

 で、ここからがNFLかぶれの戦術厨たる暑苦しい話になるわけだが(汗)、攻撃と守備がはっきり分かれるアメフトでは相手の攻撃の時間を削るという考え方はわりとセオリー。それが顕著に出たのがWEEK7のスティーラーズVSタイタンズ。

 タイタンズにはエースRBのデリック・ヘンリーが攻撃の中心。さしずめディエゴ・オリベイラに速さを加えた感じかな。コイツが出てくる時間帯をなるべく短くしたいとばかりにスティーラーズは最初の攻撃シリーズに1Qの15分のうち9分18秒もかけて(!)TDを決めた。
 これがチーフスのように常に30点40点取れるイケイケの攻撃のチームなら話は変わってくるが、スティーラーズは攻撃力はそこそこでスティール・カーテンと呼ばれる堅い守備がウリ。そこで自分の攻撃時は時間を使って確実に点を取りつつ相手の時間を削るという一石二鳥の戦略が功を奏した。終盤はあわやOTかというヒヤヒヤものだったが…。

 WEEK7ではもう1つ、時間の使い方が勝敗を分けてしまった試合がある。それはライオンズVSファルコンズ。16-14でリードされていたファルコンズが残り1分12秒からTDを“取ってしまった”ことで負けてしまったのだ。なぜ取ってしまったと言えるのか?それは残り時間にある。

 2点差なので3点のFGで十分(6+1or2点のTDである必要はない)。1STダウンGOALなので4回の攻撃権がある(エンドゾーンに近いので得点のチャンスが非常に大きいということでもある)。つまり、3回の攻撃でエンドゾーンギリギリまで運んだ上で時間を使い切ってから4thダウンで得点するはずだったのに、TDを取ってライオンズに攻撃権を渡したがために一度は22-16としながら逆にサヨナラTDで23-22と逆転負けとなった。

 アイシールド21を読んだことがある人ならピンとくるかもしれないが、1分4秒残してしまったためにライオンズに逆転の芽が出たのだ。1分あれば状況としては厳しいがTDを取り返すのは決して不可能ではない。実際に逆転して見せたライオンズがお見事といえばそうなのだが、1点リードでアディショナルタイムに入ろうかという時に馬鹿正直にゴールを奪いに行く必要はなくコーナーポストに運んで時間を潰せば…というのに近い。“鹿島る”のに失敗したとも言えるかな。

 サッカーはバスケのように8秒以内にフロントコートに入れるとか24秒以内にショットとかの時間制限はないし、ポゼッション率が高ければ勝てるってわけでもない。ましてやボールを持っているのか“持たされている”のかってのは相手の戦術によっても変わってくる。シュート23本撃ったコンサがシュート2本の熊本に負けたこともあるしな。

 ただ、ゲームプランを考える上で時間(帯)を考える意味はあるのかな、と思う次第。


post by フラッ太

23:45

戦術厨の戯言 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

蹴球素人

Re:タイムコントロール。

2020-11-16 22:09

戦術と云えば西部謙司氏が筆頭でしょうか。何故か、ユーチューブで検索かける気になりました。ヒットしたのが、浦議チャンネル。すごいです、評論家諸氏が出演してます。 浦和は(と云うかサポでしょうか)ミシャには負けたくないらしいです。理由が、フった女性が俺より善い男と付き合い出した、となるらしいからw そうなんですかねぇ。順位は札幌の上で9位じゃないですか。お金持ちクラブじゃないですか。と思うんですけど。まあ、浦和サポとしては不満なのでしょう。 右にある次の動画に、川崎に勝つ方法教えて、がありました。西部さん、「無理!」の一言w 「ひょっとしたら、札幌がヤルかもしれない」と言ってくれたのは嬉しかったりします(動画8月アップ)。でも浦議、10節は玉砕したとしっかり入れてましたが(苦笑) ご存知かもしれませんが、フットボリスタweb版に渡辺明二冠の記事が載ってます。前半は丸っと読めますが、後半は少しだけ、有料でした。二冠が言うように、ドン引き戦術は、いつの間にか消えてなくなりましたね。

フラッ太

蹴球素人さんへ

2020-11-21 20:57

徹底マンマークでスペースなんぞ知らん!っていう極端な戦術じゃないと川崎の成熟度には勝てないってのはあったでしょうね。それができるチームがどれだけあるかというのもあるでしょうが…。   ドン引き戦術は穴熊と違って動かずにいればいいってわけじゃありませんからねぇ。人とボールが動くことで気が付けば大穴ができていた…というか穴を作るのがサッカーですし。

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