“兄弟対決”で見えたもの。

2019年07月28日

>さんざ煽っといて今さらそれはねーよ

 BS日テレでFマリノスVSマンチェスターシティの試合があったので観てみた。オンタイムじゃなくてディレイ放送だったのね…。とても分かりやすい解説をしてくれる戸田さんが「退屈な試合にはならない」とコメントしていた通りでガチンコとまではいかないまでも腰が浮くシーンがそこそこあって。
 Fマリノスはシティグループに入っている。だから戦術が同じになるってワケじゃないが、噛み合う、殴り合う試合展開。やはりマンチェスターシティは格上だなと思わされたけど、手も足も出ないってほどではなかったから親子対決ではなく兄弟対決にはなったのかな、と。

 そりゃ選手の質が違うし、成熟度も違うのだから差が出るのは当たり前っちゃ当たり前。サネとかデ・ブルイネとか速すぎ!そして、やっぱり基本は大事ってことになっちゃうんだよなあ。チェルシーが川崎にやってきたようなガツガツぶりではないけど、その分ちょっとパスがズレたりトラップが大きくなっただけで奪われる。そういう意味ではカザフィのトメテケールはあながち間違っていない。
 プロレベルでは当たり前だろってことなのかもしれんけど、ナナメのパス、ナナメの動きが秀逸。それはサイドチェンジ時の時もそうだし、スルーパスの時もそう。湘南戦@厚別で福森が進藤に出したクロスもあれはあれで秀逸だったが、それすら霞んでしまうほどに質が高い。

 ホーム清水戦で宮澤が武蔵にスパーンとスルーパスを出したが、あれを基準とすると
 モーションを3分の2くらいに小さくしてパスのスピードを20%速くしたのがプレミアレベル。

 ミシャコンサをマリノスに当てはめるのは諦めた。レベルが高い低いではなくてやり方が全く違うから。見慣れてしまったからあまり感じなかったことだけどミシャ式ってかなり特殊だよなあ、と。将棋の戦法や定跡と同じで違いを比べたりするのが面白くてそれ故に戦術厨になる理由でもあるんだけどね。

 戦術リストランテⅡ(だったかな?)で、選手のマルチ化というのがあったけど
 GKもフィールドプレイヤーとして組み込まれることがより際立った試合だった。

 ミシャコンサでも見られるように攻撃時にビルドアップに参加するだけではなくて、FPとしてDFラインの裏のスペースをカバーする守備のタスクも担っている。その意味においてはパク・イルギュはシティと同等に活躍していたともいえる。

 今はフォーメーションを示すときに例えば3-4-2-1とするけど、
 もうオランダ式にGKの1を加えて1-3-4-2-1で示していかないといけないんじゃないかなあ。

 裏を返せばそれだけ“1の重要性”が増していてGKがチームの要になりうる、チームで一番エラいヤツ、チームの“顔”になれる。ひいては憧れのポジションが司令塔からGKに変わることで欧州に追いつけるんじゃないかなとも思うわけで…。
 オランダ式を取り上げた戦術本といえば川本梅花氏のサッカープロフェッショナル超観戦術があるが、戦術厨のオレでも読むのに骨が折れるのでかなり前に買ったのにまだ数ページしか読んでない(汗)。ヘタに触れると辛いモノが苦手な人が中本の北極ラーメンを食うような大惨事になりかねない。

 まあ、こんなことが書けるのもミシャコンサがJ1で頑張れているからってことで…。


post by フラッ太

10:15

戦術厨の戯言 コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする