いよいよ1週間後

2023年07月18日

7月25日 (火) 有明アリーナ
WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者 スティーブン・フルトン (米国) vs 挑戦者 井上 尚弥

王者のフルトンは21戦21勝8KO。
昨年暮れにバンタム級の主要4団体統一王者となった
井上尚弥は年明けに全ての王座を返上し
戦いの場を1階級上のスーパーバンタム (55.34kg以下) へ移した。
階級を上げると言っても体重差は僅か1.82kg。
普段63~64kgの井上にとっては
過酷だった減量が少しだけ楽になったというレベル。

軽量級はボクシングの本場アメリカなどで人気が低いが
24戦24勝21KO (世界戦は19戦19勝17KO) で
既に3階級 (ライトフライ、スーパーフライ、バンタム) を制覇した井上は
あのマイク・タイソンも絶賛するなど世界でも注目されている。

しかし何故かフルトンの評価も高く (私には意味が分からない)
アメリカのメディアを中心に井上は勝てないだろうと予想する人も多い。
その理由は
  ① 井上は体が小さ過ぎて大柄なフルトンには勝てない。
  ② 井上は強い選手との対戦が殆どない。
  ③ 井上はパンチが強いだけの選手だ。  などなど・・・。

私は反論する。
フルトンの身長は169cmで、井上より4cm高いだけ。
井上はバンタム級世界王座挑戦で
175cm、リーチ182cm (フルトンは179cm) と破格の体格で
10年間無敗を続けていたジェイミー・マクドネル (英国) を
僅か1ラウンドでマットに沈めている。
②に関し、井上はノニト・ドネア、エマヌエル・ロドリゲス、
オマール・ナルバエスらの強敵を2ラウンド以内に倒している。
特にナルバエスは井上戦までプロ (48戦) ・アマ通じ
ただの1度もダウンをした事がなく
しかも2つの階級で世界王座を計27度も防衛した英雄。
それを2ラウンドまでに4回倒してKO勝利している。
むしろ強豪との対戦が少ないのはフルトンの方である。
③を主張しているのは井上の事をよく知らないだけ。
アメリカ人のプライドからきているものだと思う。

井上はデビュー当時からスパーリングの相手を探すのも苦労していた。
スパーでは試合より大きなグローブを装着 (ダメージが少ない) するが
それでも 「うちの選手が壊される」 と断られる事が多かったそうだ。
中には井上のパンチをガードした腕を骨折したボクサーも。
なので海外から世界ランカークラスで
なおかつ体重が2~4階級上のボクサーを招聘していたほどだ。
それでも時々ダウンを奪っている。

ついつい井上尚弥の話になると長くなってしまうが (笑)
試合の模様は前座も含め Lemino で独占無料生配信される。
Lemino は簡単な登録で視聴可能。
月額を払うと多くの番組を視る事ができるが
25日は無料で大丈夫。配信開始は15:45の予定。
試合放送後に解約する必要はない。
井上戦以外でも日本人の世界挑戦や全KO勝利中のホープ登場など
かなりカードが充実しているので興味のある方は是非どうぞ。

あとは試合前夜あたりに試合の予想を書く予定。
まあ関心がある人は少数派だと思うけど・・・。