目をめいっぱい開いて

2010年05月15日

お仕事がひと段落してお店でお昼ご飯を食べていると、
カウンターの隣の席に座った、この店の常連らしきおばさまに、店員さんが相談をしていた。

「大丸で日持ちする美味しいものって何かない?」と店員さんは言う。
なぜ大丸?しかも美味しいものって言ったって色々あるし...と私が勝手に思っていると、
おばさまは「美味しいって言ったってそれは好みだし、
そもそも日持ちする"何"が良いの?大丸ったって色々あるしょ」と言う。

店員さんは「いや、日持ちする美味しいものがいいの」と答える。
おばさまは「だからさ、お菓子なのかお惣菜なのか、お酒なのかさ。それすら曖昧なのかい」と。
店員さんは「日持ちすれば...」と。なんだか不毛な会話になってくる。
するとおばさまは、「いや日持ちするって言ったってさ、なんでって話でしょ。
それを持ってどこかへ行くのか、お客さんにおみやげに持たすのか、どこかへ送るのかさ。
あんたが一緒に食べるかどうかでもさ、目的によって変わるわけでしょ。」

なるほど。とても適切な指摘。
「あぁー、一緒に食べれた方がいいな」と店員さん。
本当にこの人は何をしたいのかよくわからない。おばさまの質問に全然答えられてないし。
おばさまは続けて「例えばお菓子って一口に言ってもさ、洋菓子なのか和菓子なのか、
あげるんだったらその人の好みとか、苦手なものとかあるでしょ。
こだわりのある人だったら札幌産のクッキーとか、
変わったものが好きな人なら期間限定のケーキとか、
お酒が好きな人ならブランデー入りのチョコレートとかさ、
料理の好きな人ならちょっと変わった調味料でも喜ばれるだろうし。」

おぉ。いきなりの質問にも関わらず、ここまで色々とアイデアが出てくるなんてすごい。
店員さん「いやぁー好みかー...わかんない」
「っんとに、あんたはリサーチが足りないのよ。好みもわかんないのかい。」とおばさま。
そうだそうだー!と心の中で加勢する私。

不毛な会話を繰り返した末最終的に、
買って一緒に食べられるチョコレート系(←やっぱり曖昧)を買うことに決まっていた。
なんだか、私にとっても中身の濃いお昼休みだったなぁ。

更に何でもかんでもコンサドーレで考えてしまう私は、
このおばさまがHFCに居たら面白いなぁと思った。
「サポーターを増やしたいって言ったってあんた、ターゲットはどの世代なのさ。
その世代はどういう生活スタイルで、どういうものが好きで、何にお金を使うの。
それも分かんないで闇雲にサポーター集めようったって、簡単にいくわけないでしょ。
リサーチが足りないのよ。」なんて言ってくれるに違いない。リサーチが足りないのよ!


さて。明日は入江史上最大に気合いの入っている試合(特にグルメ部門で)。
宮澤も出られそうとのことで安心した。
去年の入江での試合も、宮澤が相当気合いを入れていた印象がある。
明日もきっと、目がめいっぱい開いているはず。今季初ゴールなんてどーですか。


post by ひとみ

23:43

コンサ徒然 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

フラッ太

Re:目をめいっぱい開いて

2010-05-16 03:55

 そのおばさまと店員の会話、逆だったら話がわかるんですけどねぇ。  とあるドラマの原作となった寿司職人(厳密には自分の店を構える親方)が書いた本で、  出前の注文をちゃんと取れるようになるまでは  かなりの数のゲンコツをもらわないとならないとありました。  常連さんからの電話ひとつとっても、自分(たち)で食べるのかお客様にごちそうするのかで一人前のネタの構成が変わるのだとか。前者なら常連さんの好みが親方のアタマの中に入ってますから好みのネタを多くして、お使いものならスタンダードな構成にするといった具合に即座に対応するんですね。  速射砲のように次から次に話すそのおばさま、けっこうな場数踏んでいるとみました(笑)。

ひとみ

コメントありがとうございます。

2010-05-16 20:40

>>フラッ太さんへ なるほど!確かに店員さんとおばさまの会話が逆だったら とても実のある話に変わりますねー。 そのお寿司屋さんにはリピーターが多いでしょうね。 お客さんからの情報はひとつとして無駄なものはないですもの。 商売といっても人と人との関わりですし、 そういうところから信頼が繋がっていくものですよね。 私も、あのおばさまはただの世話焼きさんではないと思いました。 なにか、あの頭の回転の速さを活かした仕事をしているのではないかと。笑

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