見えない線に翻弄される街

2011年04月02日

東電福島第一原発からの半径30キロの線。
地図上に引かれた線で
誰にも見えない線です。
しかも、国境線のように
軍隊が配備されているわけでもない。

ところが、この線の内と外とでは
えらい違いがある。

政府は、生活するうえで
不都合があるから自主避難しろという。
そのおかげで、
この線内の区域は
放射能汚染されているかのように思われ
民間の物流は、未だに機能していない。

そんな街、福島県南相馬市に
この4、5日の間で変化が現れはじめた。
人々が街に戻り始めたのです。
戻ってきた事情は、人それぞれでしょうが・・・

夜、灯りのついている家を探すのが難しかったのが
今は10軒のうち2軒くらいは灯りがついている。
個人商店は営業を始めたところもある。
コンビニも3店舗が8時までの営業を始めた。
地元の信金も営業を再開した。
昨日は、営業中のスナックもあった。
今日は、3軒の床屋が店を開けていた。
犬の散歩をしている人も3人見かけた。
重機で仕事をしている人
材木屋で仕事をしている人もいた。
ガソリンも官主導による供給ではあるけど
3時間も並ぶことが無くなった。

あとは、郵便が再開してくれれば
何とか最低限の生活をしていくことができる。

こうやって、やっと復興に向けて動き出したのだから
政府は避難指示区域の拡大という愚かなことは
やらないでほしい!!
良くも悪しくも原発の状態が落ち着いており
環境放射能測定値も全く問題がないのだから。

30キロ圏内の
自主避難、屋内退避が解除され
早く人間になりたい!
早く普通の生活をしたい!

【追記】
 20キロ圏内には
 津波被害による遺体が多数あると思われますが
 遺体収容はほとんど手つかずの状態のようです。


post by F県のおやじ

14:09

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