2009年07月13日
ぼんくら、日暮らし、あかんべえ、孤宿の人 宮部みゆきの時代物、人情物は結構好きなのだけど、これはどうだろう..... 正直、物足りなさが残った。 副題に「三島屋変調百物語事始」とある通り、怪談というか 少々怖い話の連作短編集という形式で、ひとつひとつの話は 味わい深く 結構楽しめる。 しかし、最終話が 宮部らしくない 少々強引というか 安易なストーリー展開で、そこに不満が残って 読後感は 微妙。 5話で完結させて 1冊の本にまとめようとした所に 無理があったのでないかな。 10話でも 20話でも 良いから、もっと時間をかけて じっくりと話を展開し 収斂させても 良かったのではないだろうか。 現在、読売新聞に この続きである「三島屋変調百物語事続」を連載中。 毎年5話で一冊の本にし、20年かけて百物語を完結させるという構想があるらしい。 それなら尚のこと、、、ねぇ。